未病・半病人
西洋医学では、その人が「病気」であるかどうかを診断し
「病気」であると判断された場合それを取り除くことが役割となります。
つまり西洋医学の世界では「健康」と「病気」の2つの状態しか存在しません。
一方の東洋医学では、人の身体全体を見ています。
その上で西洋医学より多段階的にその人の身体の状態を見ていきます。
例えば、
疲れが取れない
寝起きが悪い
肩が凝る
頭痛がする
目が乾く
便秘気味である
冷え性である
などなど、こうした症状が慢性化している場合少なくとも「健康」な状態ではないと捉えます。
しかし、だからと言って「病気」と言うのもちょっと大げさな気がします。
ほとんどの方がこういった「健康」と「病気」の間の、
どちらとも言えない「未病」「半健康」の状態にいます。
そして「未病」の人を「健康」な状態にしたり、
健康な人をさらに高い健康状態にすることが東洋医学の役割になります。
そういった意味で、生活習慣の改善も東洋医学の一環とも言えるでしょう。
また余談ではありますが、西洋医学の医者は「病気」の専門家であって「健康」
の専門家ではないのです。
「病気」であると判断した場合は医者に治療してもらうことが必要ですが、
「病気」ではない場合医者に行ったり薬を飲んだりするのではなく、
是非生活習慣の改善を試してみてください。
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