断食
現代先進国の社会の中では、栄養失調で病気になるよりも栄養過多で病気にな
る方が遥かに多いのです。その中で摂り過ぎた食べ物やそのカス・老廃物など
を排出するため断食をすることは一つの選択肢です。
断食するときはポイントがいくつかありますが
・断食前に野菜をたくさん食べる食生活をしておく
・痩せることではなく、胃腸を休ませ掃除することに焦点を当てる
・断食明けは果物・野菜をたくさん食べるまでは炭水化物を食べない
・果物・野菜を食べ、炭水化物を食べ、次の食事になるまではたんぱく質・脂
質を摂らない
といったことを守ると安全性は増すでしょう。ただし、くれぐれも無理はしな
いようにしてください。
野菜をしっかり食べていれば、数週間~数か月分のビタミン・ミネラル・アミ
ノ酸などの主要栄養素が蓄えられます。これが蓄えられていない状態で断食を
すると栄養失調になる可能性がありますので注意しましょう。
断食によって痩せようとするのは危険です。食を制限しすぎて栄養失調に陥っ
てしまうと、身体のあらゆる機能で障害が起きる可能性がありますし、身体は
少ないエネルギーで生命を維持しようとします。食事を元に戻すと消費エネル
ギーが減っている分、元の体重以上の体重になるでしょう。
断食明けは胃が空になっており非常に吸収が良い状態になっています。消化の
負荷が低く胃に優しい果物・野菜という順に食べることによって負担を最低限
にしながら少しずつ胃腸を動かしはじめることができます。
また、断食という言葉を使っていますが、期間中も果物のみ食べるという方法
も良いでしょう。消化の負荷が少なく栄養素の詰まった果物を適宜取ることで
空腹感も感じにくく楽に身体の浄化をすることができます。
Sponsored ads
関連記事
Sponsored ads
- PREV
- 果物で太った人はいない
- NEXT
- 食後だけは果物を食べない