よく噛む
食事をするときはよく噛んで食べましょう。よく言われていることではありま
すが、これは面倒かもしれませんがとても身体に良い働きをしてくれます。
流動的になるまで噛んでいるうちに、喉を動かさずとも胃の中に入ってしまっ
たというぐらいが理想的です。噛めば噛むほど唾液の分泌が活発になり、胃液
や胆汁などと混ざりやすくなり、消化が楽になります。
食べ物は、大きな塊のままでは腸壁で吸収できません。吸収できないとどうな
るかというと、腸内で腐敗し毒素が生まれ、その毒素の中和に大きなエネルギ
ーを必要とし体内の栄養を消費してしまいます。
その後結局その食べ物は消化不良で栄養が吸収されないまま排泄されることに
なります。つまり極端な場合はせっかく食べた食べ物が身体に毒素を生み出し
浪費させるだけという結果を生み出し兼ねません。
逆に、よく噛むことによって、食べている間に血糖値が上がり満腹中枢が刺激
され、食欲が抑制されます。胃の負担が減ると同時に消化と吸収に使うエネル
ギーが減り、身体の各機能を高いレベルで維持できるようになり、日常生活に
使えるエネルギーが上がります。抵抗力と免疫力も上がります。
よく噛むことは健康の面でも、さらにダイエットのためにも良く、経済的にも
環境にも無駄がなくなることにつながります。
腸を通った後の排泄物も無駄が少なく体内を汚さないので、なるべく一口あた
り20~30回、できれば50回は噛んで食事を楽しんでみてはいかがでしょ
うか。
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