牛乳の現状と製造工程

公開日: : 最終更新日:2014/02/05 , 食事 , ,

前回は牛乳そのものの持つ性質について触れさせていただきました。牛乳はそ
の性質からして人間の身体には合わないようですが、さらに現在の乳牛の飼育
状況や牛乳の加工過程についても不安が多くあるのが現状です。

そもそも、生乳の中には良い成分も含まれていますが、加工の過程で失われて
しまっています。現在市販されている牛乳のほとんどは高温殺菌処理が行われ
ています。牛乳に限らず、生きた酵素は48℃で破壊がはじまり、115℃で
完全に壊れます。日本の牛乳の殺菌処理はほとんどが120~130℃の熱で
2秒間という処理を行っているため、酵素はほぼ死んでしまいます。

また、有機でない乳製品には安価で多くの肉を育てるために、多くの場合ウシ
成長ホルモンをはじめとするホルモン剤などが投与されています。成長ホルモ
ンはやせにくく太りやすくする作用があり、そのようにして肥えた牛に吸引機
をつけて搾乳します。その結果、野生の牛が1日に出す乳の量は約4.5kg
ですが、現代の乳牛は約45kgもの乳を生み出しています。しかしその一方
で、乳房が異常に発達して地面を引きずったり頻繁に感染症にかかるようにな
り、抗生物質が必要になります。

抗生物質は牛が病気にならないようにします。牛の健康状態にどのような影響
が出るかはわかりませんが、投与し続けている間は病気にならず酪農家にとっ
ては管理が楽になります。

野生の牛の寿命は20~25年といわれていますが、現代の乳牛は4~5年程
度しか生きられません。一日45kgの牛乳と同時に一日55kgの排泄物を
出しています。また当然、投与された成長ホルモンや抗生物質・飼料の農薬な
どは牛乳という形で出されています。

その牛乳をタンクにためてホモゲナイズという処理を行います。ホモゲナイズ
とは生乳に含まれている脂肪の粒を均等化することで、これを行うことによっ
て脂肪が分離しなくなります。しかし、この過程で乳脂肪が酸素と結びつき酸
化し、過酸化脂質となります。酸化した脂は体内で活性酸素を産み出し身体も
酸化させてしまうことになります。

Sponsored ads

関連記事

脱水症状

ほとんどの日本人が脱水症状?

生活する上で、水が必要なのは誰もがご存知だと思います。 しかし、日本人を含め人間の約90%は

記事を読む

no image

断食

現代先進国の社会の中では、栄養失調で病気になるよりも栄養過多で病気にな る方が遥かに多いのです。そ

記事を読む

フルーツ

朝は果物以外食べない

体内のサイクルについて読んで、 一体朝食はいつ食べるのか疑問に思われた方もいらっしゃるのではないで

記事を読む

no image

人間は肉食動物ではない

栄養素となる原料の全ては植物の中に存在しています。動物は、アミノ酸を植 物から取り入れることができ

記事を読む

no image

水を飲んでむくむことはない

水を飲みすぎて問題が起きることはほとんどありません。 一応例外として、水中毒という症状がありま

記事を読む

Sponsored ads

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Sponsored ads

no image
カロリー計算

カロリー計算を基にしたダイエットや食事法が多く出回っています。

no image
旬のものを食べる

季節によってできる野菜や果物は異なってきますが、その季節にできる野菜は

no image
マーガリン・ショートニングは避ける

動物性脂肪のバターより植物性のマーガリンの方が身体に良いと信じている人

no image
脂より油、特に植物油

油分の摂取量を気にされている方も多いとは思いますが、既に何度か述べたよ

no image
生のナッツ

腹8分目の食事を心がけていると、どうしても合間にお腹がすくことがありま

→もっと見る

PAGE TOP ↑