加工食品を避ける
添加物や化学調味料などを完全に避けることは現代人にとっては難しい状況で
はあるとは思いますが、選択できる範囲の中で極力減らしていきましょう。
その最初の大きな一歩が、加工食品を避けるということです。レストランなど
で使われる化学調味料や添加物を気にする方もいらっしゃるとは思いますが、
それより遥かに多い添加物・化学調味料が工場で作られパッケージ化された食
品の中に含まれています。
目新しい新商品が出ると「なんとなく良さそう」と思うかもしれません。工場
で化学的に生成したものに惑わされないようにしましょう。様々な種類の粉を
調整して混ぜ、目新しく面白そうなものに作り上げているに過ぎません。
食べると太りやすくなると共にクセになるような化学調味料、時間が経っても
腐らないように保存料やpH調整剤・殺菌剤、見た目を保つための保湿剤・酸化
防止剤、食感を良くするための乳化剤・結着剤、無機質な化学合成物を食べ物
らしく見せる着色料など、挙げればキリがありません。
また、ファーストフードやコンビニエンスストアのお弁当なども様々なものが
ありますが、安価で質の悪いものには本当に様々な添加物や化学調味料が含ま
れています。利益を最大化するために、最大限安い材料で作られ、一見美味し
そうなものに仕上げ、長く日持ちするように工夫されています。
調理の手間が省けて素早く美味しいものが食べられるかもしれませんが、その
代償は自身や子供の身体で払わなければならないときがきます。
調味料を手作りしたり、野菜を簡単に調理して食べたり、値段も手間もかから
ず添加物を避ける方法はたくさんあります。生活の状況によっては便利で避け
られない場合もあるかとは思いますがなるべく少しずつ減らしていきましょう。
自分や家族の身体のためには、自然な食べ物には到底敵わないのです。
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